読書感想@東野圭吾『真夏の方程式』 [読書]
お久しぶりですの読書感想。
夜の空いた時間に、だらりと読んでいるため、1月に1冊読むか読まないかのペース。
今回読んだのは、今や知らない人はいない作家 東野圭吾
彼の昨年の作品『真夏の方程式』
ドラマ化もあって、この博士のイメージがもう完全に、福山雅治さん固定。。
読んでいる時も、もうそのイメージが頭に付いちゃってます。
で、中身ですが、ネタバレなしの範囲で。。
美しい海のある町が舞台。
その海岸で、天然資源が採掘できそうだとの話があり、地元説明会に参加するのが主人公の博士。
同じくして、その海岸の町に、夏休みを利用して親戚が経営する旅館に泊まりに行く少年。
行きの電車の中で、同じ席に座った事で、博士は彼が泊まる旅館に泊まる事となる。
その街で、タイミングよく発生したのが、同じ旅館に宿泊した客の岩場での転落死。
県警は事故死と判断するが、死亡した客は元警察官であり、本庁の偉い人がお世話になった人であるとかで、密かに捜査が進められることとなる。
と、出だしはこんな感じ。
物理学者が主人公であるため、ネタとして、物理っぽい話が出てくるのも味。
携帯電話をアルミホイルでくるんだら、電波が出なくなる事であるとか、
ペットボトルに水と空気を入れて、ロケットを作る事であるとか。
事件のネタも、根本は理科ネタ絡みなんだけどね。。
人の心であったり、生き様であったり・・・
なんとも一筋縄では行かない所を上手く書いたお話だったな。
さすが東野。
といった所かな。
夏休みの読書感想文には・・・なりませんが、よく出来たお話でした。
タグ:東野圭吾
2012-08-28 00:00
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