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CD購入@DOKKEN『ORIGINAL ALBUM SERIES』 [音楽 -洋楽-]

中古CD屋さんで見かけた、懐かしのCD
はい、高校時代にハマリにハマった、DOKKEN(ドッケン)です。

ボクがハードロックを聴くきっかけとなったバンドである。

DON DOKKEN(ドン・ドッケン)の儚く繊細で哀愁漂うヴォーカルと、
GEORGE LYNCH(ジョージ・リンチ)のザクザク切り刻むリフと、メロディアスなギターソロ。
そんでもって、メロディアスで程よくポップ。
哀愁バラードもあれば、メジャーキーのポップ曲もあるし、ギターが走る高速曲もあるという
なんとも美味しいバンドだった。

ただ、ヴォーカルとギターの仲が悪く、バンドが長続きしなかったのが残念な点。

バンド結成は1981年頃
デビューアルバム『BREAKING THE CHAINS』(1982年)
2nd『TOOTH AND NAIL』(1984年)
3rd『UNDER LOCK AND KEY』(1985年)
4th『BACK FOR THE ATTACK』(1987年)
日本でのライヴアルバム『BEAST FROM THE EAST』(1988年)
とリリースし、不仲が原因でバンドは解散。

それぞれがソロ活動を行うのだが、突然の再結成
で、発売されたのが
『DOKKEN』(1994年)
『DYSFUNCTIONAL』(1995年)
 (『DOKKEN』の曲順を変え、未収録曲を加えアメリカ向きに発売したもの)
『SHADOW LIFE』(1996年)
の3枚(実質は2枚)
であるのだが、ココで聴けるサウンドは、メロディアスでもなく、ギターの切れもなく、
平凡なメロディーで、はっきりとしたサビも無く、どよ~ん とした地味な曲の集合体。
まともに聴ける曲は2、3曲と言うお粗末なもの。

結局ココで、ギターのGEORGE LYNCH が脱退。
このあたりで、ボクの興味は完全に失せてましたね。

その頃は、日本のバンドへ趣向がシフトしてたからね。。

その後、JOHN NORUM やら、 REB BEACH といった、以前から知っているギタリストをメンバーに迎えてアルバムを作成。
『ERASE THE SLATE』(1999年)
『LONG WAY HOME』(2002年)
『HELL TO PAY』(2004年)
『LIGHTNING STRIKES AGAIN』(2008年)
とリリース。
ライブアルバムもいくつかあるらしいが、追いきれません。。
なお、現在も活動中らしい。

前置きが長くなりましたm(__)m

そんな訳で、ボクにとってのDOKKENは、
1980年代の最初に解散するまでがDOKKEN(いわば第1期)
再結成~GEORGE脱退までの DOKKENは、メンバー同じとは言え、別物(これが第2期)
さらに、GEORGE脱退後のDOKKENは、未聴なので、聴かなくっちゃね(第3期以降)

はい。
で、今回入手したのは、第1期のアルバムがそのまま一つに収められたもの。
『ORIGINAL ALBUM SERIES』という名で、5枚のアルバムが紙ジャケットとしてボックス入り。
DOKKEN.jpg(WPCR-26096/100)

ファイヴ・オリジナル・アルバムズ(完全生産限定盤)

ファイヴ・オリジナル・アルバムズ(完全生産限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2010/08/04
  • メディア: CD

アルバム5枚が、そのままCD収納袋に入ることもなく、紙ジャケットにそのまま入っていて、
なお且つ歌詞カード、対訳、ココの解説なんてものはなく、1枚モノの用紙に簡単に解説がある程度の非常に簡素なもの。
DOKKEN_.jpg

音源は、リマスタリングも行われていないようで、初期の作品はパキッと聴こえないまま。

懐かしさとともに、聞き入りました。
1st『BREAKING THE CHAINS』
 1曲目の「BREAKING THE CHAINS」の一体感、
 ラストの「PARIS IS BURNING」の疾走感と、ギタープレイ。これが聴き所
2nd『TOOTH AND NAIL』
 とにかく名盤。捨て曲無し。
 攻撃的な曲は、どこまでもアグレッシブ。ポップな曲でもギターが引き締める。
 哀愁バラードに、疾走曲。
 破壊的でいて美しい。このアルバムは衝撃的だったな。
3rd『UNDER LOCK AND KEY』
 これまた名盤。前作をさらにメロディアス路線に推し進めた感じ。
 若干似たような印象の曲があるため、ダレそうになるが、要所で疾走曲が引き締めてくれる。
 哀愁を帯びた歌声と、切ないメロディーがなんとも言えず良い。
4th『BACK FOR THE ATTACK』
 サウンド面からすると、これが一番。
 今まで以上に、メロディアスな部分と、アグレッシブな部分のコントラストが激しい。
 ポップでキャッチーな曲もあるが、DOKKEN特有の哀愁の曲、そして攻撃的な曲。
 どれもが、個性的で熱い。
 どれだけ仲が悪かろうが、個性のぶつかり合いでこれだけの音が出せるのはプロ。
日本公演『BEAST FROM THE EAST』
 ライブならではの緊張感、臨場感が伝わってくるもの。
 とにかく、ギターが凄まじい。
 1曲目の最初の歌詞から音程を外してしまう以外は、ヴォーカルも比較的安定してて良い。


という訳で、ざっと紹介でした。
既にオリジナルアルバムを持っている、ボクには完全にコレクターズアイテム。
DOKKEN聴いたことの無い人は、ゼヒこれから。
中途半端なベスト盤聴くよりいいでしょ。
Amazonさんで3,000円程度で購入可能。
1枚600円となるから、お得じゃよ。
ボクは、中古屋さんで1,000円払ったけどね。。

とにかく、DOKKEN
お勧めである。

試しに、どうぞ。。

攻撃的な曲


ポップでメロディアス


哀愁の隠れた名曲
http://youtu.be/K3v4sO0Onoo

長文最後までありがとうございました。
タグ:dokken
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TURKU

DOKKENは、私の青春です。
2NDと3RDは、カセットテープ(!)が擦り切れるくらい聴きましたよ。
In My Dreamsは、私のアンセムとも言える位の曲です。
Lightnin' Strikes Againも好きでしたね~。
あと、再結成後は、全く聴いていません。
私にとってのDOKKENも、Beast From The Eastまでです。
by TURKU (2011-11-30 23:19) 

seawind335

私も、これ買いました!お得だったので・・・・・
FOREIGNERの同じセットも買ってしまいました。(*^_^*)
by seawind335 (2011-12-01 01:02) 

カリメロ

DOKKEN!!懐かし過ぎる・・・。
by カリメロ (2011-12-02 18:39) 

まちびとん

@@ みなさま、ご訪問&nice!ありがとうございます m(__)m

@ TURKUさま
ボクも最初はカセットにダビングして聴きました。青春ですよね~
「In My Dreams」はボクも大好き。
それ以外のメロディアス曲も疾走曲も好きです。
再結成後は・・・別バンドですね。
George脱退後のアルバムちょっと聴いてみたいんですけどね。。

@ seawind335さま
お気持ちわかります。お得ですものね。
FOREIGINERのセットもあるんですね。
聴いてみないなぁ~

@ カリメロさま
でしょでしょ。
80年代後半洋楽ハード聴いていた人なら必ず通る道のはず。
ホント大好きなバンドでした。
by まちびとん (2011-12-03 06:01) 

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