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『月の土地』が買えるんだって \(◎o◎)/! [お買物]

LUNA SEA とは、関係ありませんが・・
なんとなく、お月様という、神秘的な存在に 心奪われるボクなのです。
夜空を見上げて、ボーっとしていることもあるんだよね・・・
 
さて、こんなページを発見しました。。
http://www.lunarembassy.jp/

ここによると、ルナエンバシー(Lunar Embassy)なる団体が、月の土地を販売しているのです。
皆さんご存知でした??

えっ!!
月の土地を販売って・・・・何のこと??
って皆様へ。。

今日は理科の勉強の時間です(^^)
ちょっと記事長いですが、見ていってくださいませ。。


まず、「月は誰のものか?」という疑問に対して、明確に述べているのは、
世界で宇宙に関する法律として、1967年の 宇宙条約 と 1984年の月協定のみ。

まず、”宇宙条約” とは、

1967年に発効された 国際的な宇宙法の基礎となった条約。
宇宙空間における探査と利用の自由、領有の禁止、宇宙平和利用の原則、国家への責任集中原則などが定められている。

その中では、
『いかなる政府も月や惑星などの天体資源について権利を主張できない』と、地球外不動産の販売を禁じている。
しかし、ここでの注目は、「いかなる政府も、月やその他の天体を専有してはならない」という点で、
企業や個人が、天体についての権利を主張し、営利を目的に開発・利用・専有できるか、はっきりと書かれてはいないって事。
その後、国連や宇宙条約に署名した各国が、この条約の批准後直ちにこの致命的な脱落に気づき、
国連はその後長い間にわたって、この条約が企業・個人を含むことを明確にするよう、修正の努力を続けてきたけれど、
署名各国の合意が得られず全て失敗に終わっている。
その後、この条約の修正は行われておらず、15年後の”月協定”へ進む。

そして、”月協定” とは、

1984年に発効された 月や惑星などの天体を探査する際の基本原則を定めた条約。
月などの天体の探査に対する報告の義務付けや、(個人や企業も含む)土地・資源の所有権の否定などが定められている。

その中では、
『営利を目的とした宇宙、月、その他天体の開発・利用を禁じ、個人は、月やその他の天体について、権利を主張することはできない』とある。

が・・・月協定は、国連に加盟する約185の国家のうち、たった6カ国しかこの協定を支持していないんだそうで、
アメリカは、「この協定が、企業や個人による月やその他の天体の資源の営利目的の開発・利用を妨げる」として、署名を拒否している。

なんだか、自分勝手な判断な気もするけれど・・・自由の国って発想だよね。

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で、現時点では、宇宙に関する法律って、これ以外に存在していないんだそうです。。

さてさて、前置きが長くなったけれど、以上を勘案して(盲点をついて??)

冒頭で書いたルナエンバシー(Lunar Embassy)なる団体を設立した、アメリカ人のデニス・ホープ氏が、1980年にサンフランシスコの行政機関に月の所有権の申し立てを行ったところ、正式に受理。(これもなんだか不思議な話??)
彼は、月の権利宣言書を作成し、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出したが、この宣言書に対しての異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy(ルナ・エンバシー社)を設立。
『月の土地』を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始したんだって。

なんだか、アメリカ的自己中発想のような気がします。。。

-------
はいはい・・・ホントに長くなりましたね。


理科の時間はここまで。



前置きはさておき・・・月の土地が『好評分譲中』なんだよね!!
これにはびっくり。。

1エーカー(1,200坪:おおよそ、サッカーグラウンド1つ分)の単位で販売。
1エーカーが なんと破格の、3000円。

同じように、金星、火星も売られていて、こちらは1エーカー 3500円
微妙に割高。。


『月の土地』基本セットには
月の土地.jpg
・月の土地権利書/月の憲法/月の地図
・月の土地権利書(和訳・A4)/月の憲法(和訳・A4)
・土地所有権の宣言書コピー(英文)
・オリジナル封筒

が入っていて、調べれば自分がどの部分を買ったかが、分かるようです。
ほんとに ごく小さな一点にしか見えないけようだけれど・・・

これ、将来どうなるか分からないけど、楽しそうな企画です(会社そのものは本気でしょうが・・・)

全世界で、すでに120万人以上の人が購入。
日本でも6万人の人が購入しているようなんだよね。
言わば、月のオーナー。

半分ギャグのような、本気の話?
くだらないと言って、切り捨てる事も可能だけれど、とにかく、ロマンを求めるなら、買いだよね。
『日本に自分の土地は無いけど、月にはあるんです。だって、ここに権利書が・・・』って言えるとおかしいよね。
実際に月に行けるようになった日には、ここはボクの土地だぞ!! って主張できるのかな??

これは、実に興味深い。
買ってみようかな。。
ボクと、相方と、娘でそれぞれ 1エーカー ずつ 買うのも えーかー ・・・なんて。。

また報告しますね。

皆さんも興味あればゼヒ。。
知らなかったなぁ・・・


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コメント 10

nano

有名な話ですねw 誰も問題にしないから
通ってる話ですけど、洒落程度ならいいかな?
by nano (2009-06-05 00:49) 

shinwa

ご訪問ありがとうございました。
人類が滅びなければ、
遠い未来、人は月にも住むらしいですよ。ほんとですかね?
by shinwa (2009-06-05 01:01) 

bigbang

私も買ってみたいような気もします^^
火星もなかったでしたっけ^^;
私の記憶違いかもしれませんけどw

by bigbang (2009-06-05 03:15) 

デルフィニウム

あのー 税金ないですか?www
by デルフィニウム (2009-06-05 10:10) 

たいちさん

夢のような話を有難うございます。遊び感覚で買える価格がミソですね。これがビジネスになるなんて、アメリカらしいですね。
by たいちさん (2009-06-05 11:23) 

k-sakamama

ご無沙汰してます。
ブログ留守の間、訪問あリがとうございます。
お手頃価格なんですね。 欲しいかも~
by k-sakamama (2009-06-05 15:40) 

qoo2qoo

こんにちわ☆
月の土地の販売ですか!!
知らなかったですw(☆o☆)w
あと、”宇宙条約”知らなかったです!!
by qoo2qoo (2009-06-05 16:40) 

ホタルの館

月に地球ほどの技術や環境が整っていたら、飛びついて買います。
今の世の中は嫌ダーって逃げるときに使いますw
by ホタルの館 (2009-06-05 17:56) 

街の電気屋さん

面白いですね!買ってみようかしら(笑)
金星がいいなぁ^^

by 街の電気屋さん (2009-06-05 23:38) 

まちびとん

★ みなさま、沢山のnice!・コメントありがとうございます m(__)m

☆ nano さま
有名なのですね・・・で問題になっていないのは、やはりシャレだから?
気になりますね。。

☆ shinwa さま
月ですか~。行ってみたいですね。
ボクの世代では到底無理でしょうけど・・・

☆ bigbang さま
そうですね。金星&火星も販売中です(^^)
何かの記念に欲しいですね。

☆ デルフィニウム さま
鋭い!!
固定資産税の支払い明細が、月の役所より届いたりして・・・

☆ たいちさん さま
ホントそうですね。
これが高けりゃ、誰も買わないですよね。
ナカナカ美味しい価格設定です。

☆ k-sakamama さま
でしょうでしょう。
かなり気になっています。

☆ qoo2qoo さま
ボクもそんな条約知りませんでした。
理科のテストに出ませんからね(^^ゞ

☆ ホタルの館 さま
簡単に行けるようになるのはいつの事でしょう・・・
その時にために、先行投資ですね。

☆ 街の電気屋さん さま
どこまで本気の企画かわかりませんが、興味ありますよね。
金星も魅力的です。
やっぱ、欲しい・・・

by まちびとん (2009-06-09 02:43) 

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